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ただそう男女格差 国際女性デー愛知県集会

 
 2017国際女性デー愛知県集会(同実行委員会)が8日、名古屋市熱田区で開催され、80人が参加しました。
 小池まり子実行委員長(新婦人県本部会長)は、「女性が輝き活躍できる社会にしていくために、権利を勝ち取り守っていこう」とあいさつしました。

 マタニティ・ハラスメント裁判などで活躍する田巻紘子弁護士が、憲法と女性をテーマに講演。世界経済フォーラムが昨年10月発表した「世界男女格差レポート」を紹介し、「日本は144カ国中111位で過去最低。安倍政権になってから下がり続けている」と強調。憲法は男女平等を大前提として、日本の平和と女性の幸せを願ってつくられていると説明し、権力側の攻撃に負けず連帯してがんばっていこう」と訴えました。

 名古屋音楽大学の卒業生で結成された「ハピマリ」による、マリンバコンサートも行われました。
 障害を持つ娘がいるという女性(67)は、「障害を持つ人にとって憲法の精神はすごく重要。自民党改憲案を比較しながら勉強しているけど、ひどいもの」と語りました。
(3月10日 しんぶん赤旗)