愛知県労働組合総連合(愛労連)は24日、毎年2月に取り組む最低賃金生活体験の「中間報告&激励会」を豊橋市で行い、体験者と支援者ら7人が参加しました。
知崎広二・愛労連事務局長は、今年も100人を超える体験者が奮闘していると述べ、「体験結果を賃金闘争へいかしていきたい・あと数日間頑張ってください」と激励しました。
最賃生活体験は、愛知県の最賃(845円)で8時間22日間働いたとして1カ月14万8720円で生活するものです。体験中の豊橋市職労の男性職員(29)は、体験6回目。「友人の結婚式が横浜であったので、祝儀や交通費でとてもじゃないが、達成できそうにない。最賃で生活している人なら、行かないという選択肢も迫られる。労働者全体の賃金引き上げが急務だと感じている」と語りました。
体験2回目となる男性職員(28)は、大学時代から家計簿をつけていると述べ、「1カ月だけの体験ではなく、普段通りの生活のなかでやりくりしている。奨学金の返済もあるが、がんばってクリアしたい」と語りました。
激励に来た東三河労連の水野真知子さbbは、「賞与や有休がとれない企業も少なくない。官民いっそhになった賃上げや労働者の権利獲得の運動が必要だ」と話しました。
(2月26日 しんぶん赤旗)