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賃金上げて 要求切実 春闘勝利へ「地域総行動」

 
 愛知県労働組合総連合(愛労連)は、すべての労働者の大幅賃上げ、長時間労働規制を勝ち取り、2017春闘に勝利しようと、県下各地で「地域総行動」を繰り広げました。
 行動は16日を中心に呼びかけられ、各地域の労働組合や団体、住民が早朝宣伝、関係機関への申し入れ、学習交流会、デモ行進など多彩に取り組まれました。

 名古屋市港区では16日、朝6時半から出勤する港湾労働者にアピール。夕方6時から港区民総行動決起集会を開き、名古屋港で働く労働者や区民ら60人以上が参加。各団体が春闘や市長選(4月9日告示、23日投票)勝利に向けた決意表明しました。
 港地区労の藤井将俊議長は、「企業の儲けを労働者に還元し、暮らしをよりよくしていくため、意思統一してがんばろう」と呼びかけ。中小業者、港湾、公務労働者などが春闘の取り組みを報告しました。集会後、ちょうちんや横断幕を掲げデモ行進しました。

 豊橋市の豊橋駅前では、朝7時から出勤途中の会社員や高校生らにビラ入りティッシュを配布。東三河労連の組合員ら8人が参加し、40分で1500個配りました。受け取った人からは「ごくろうさまです」と激励する声もありました。
(2月19日 しんぶん赤旗)