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辺野古行く 街頭に立つ 沖縄・新基地反対へ私も

 
 愛知県の青年ネットAICHI(青年革新懇)は1月28日、名古屋市内で第1回青年ネット講座「沖縄基地問題で立ち上がった市民」を開き、青年ら15人が参加しました。
 同ネットは2004年に結成され、集団的自衛権、戦争法、憲法などをテーマにした学習会や映画上映会を開いてきました。役員会で「不定期でなく恒常的な企画をやろう」と論議になり、今回の講座開設となりました。

 講座はDVD「いのちの森たかえ」上映した後、沖縄県伊江島出身の小山初子・命どぅ宝あいち代表世話人を招き、沖縄トークライブをおこないました。
 小山さんは写真や地図を使い、高江のヘリパッドや辺野古の米軍基地建設反対運動を紹介。「沖縄県民は若者ら全国からの支援に励まされている」と強調し、「愛知では愛知県警の沖縄派遣中止を求める住民監査請求、毎週土曜日の沖縄支援スタンディングなど行っている」と之述べました。
 懇談で青年から小山さんへ「40年前に沖縄から名古屋に来て困ったことは」、「何か支援運動をしたいが何がいいのか」と質問があり、小山さんは「沖縄で暮らしていた当時は本土では偏見や差別があると思っていた。実態は違っていた。ただ日本復帰(1972年)前に来た先輩はパスポートが必要な時代だった。集団就職先の職場でパスポートを取り上げられ職場から逃げられないようにされ、仕事中にけがをしても労災が受けられなかった。今の外国人研修者と同じような差別待遇があった」、「若い人には現地に行くなり、私も含め沖縄出身者の声を聞いて沖縄の現状を知ってほしい。愛知県内のスタンディングなどにも参加してほしい」と答えました。
 参加者から「5月連休に友人と辺野古支援に行きます」、「今度の土曜日のスタンディングに参加する」などの声が寄せられました。

 同ネットは京都で開かれる「2017青年革新懇全国交流会in京都」(2月4、5日)に参加するバスツアーを計画し、参加者を募集しています。
 4日午前7時45分、イオン金山店前(名古屋市中区)集合・出発。帰りは5日午後7時ごろイオン金山店に着く予定です。交流会に参加。京都観光あり。費用(交通費・宿泊費込み)は社会人5千円、学生2千円。別途に交流会資料代500円が必要。
 問い合わせは革新・愛知の会052(872)6918。
(2月1日 しんぶん赤旗)