愛知県春日井市で21日、「ヒバクシャ国際署名」をすすめる「春日井連絡会」結成準備会が開かれ、15人が参加しました。春日井平和委員会と愛知県原水爆被災者の会(愛友会)が呼びかけたものです。
県原水協の横江英樹事務局長が「署名は被爆者自らが初めて立ち上げたもの。国連総会で『法的拘束力のある核兵器禁止条約の締結交渉を開始する決議』で反対した日本政府を変える力を持っている」と強調。「幅広い人が賛成できる署名であり、自民党支持者や創価学会員などにも広げていこう」と訴えました。
春日井平和委員会の西岡久男事務局長は、前回取り組んだ「核兵器全面禁止のアピール」署名で、春日井市民の過半数を集めて目標達成したことを報告。「もう一度、核兵器廃絶の大きなうねりをつくり、全県、全世界に広がる歯車を回したい」と意気込みを語りました。
日本共産党の内田謙市議は、安倍首相の施政方針演説をあげ、「日米同盟が基軸だといって、アメリカの外交方針に従うと宣言した。これが核廃絶に背を向ける、被爆国としてあるまじき行為をする元だ。共産党は『ヒバクシャ国際署名』に取り組むとともに、政権を変える運動を広げていく」と述べました。
同会は、結成に向け引き続き準備会を予定しています。
(1月25日 しんぶん赤旗)