民主青年同盟愛知県委員会は22日、名古屋市内で第60回代表者会議を開きました。共同の力で政治を変える運動や昨年11月に開かれた第40回全国大会決議の具体化や取り組みを活発に論議しました。
古川大暁(ひろあき)委員長は、戦争法廃止や参院選など青年の取り組みで民青が力を発揮したと報告し、「共同の力で政治を変える新しい時代を迎えた。多くの青年と結びつき、政治を変える民青の役割を輝かせよう」と訴えました。
昨年加盟した大学2年生の女子学生が発言し、「学内で民青が企画した『原爆被爆体験を聞く会』に参加して民青に出会いました。班会で『生活や学費のため毎日アルバイト付けの生活は嫌』と話題になり、先輩たちと給付型奨学金の署名に取り組み始めました」。
介護職員の女性は「昨年の3・1ビキニデーに参加したのが契機で加盟しました。班会で安倍政権の介護保険制度の改悪について学び、参院選で介護を良くする政策を掲げる共産党の応援をしました」と報告しました。
高校2年生の女子生徒は「政治経済の授業で『日本共産党いいよね』、『でも政策は理想論だね』と論議になったのに、反論できず悔しかった。班会に参院候補だった須山初美さんを招いて学習会をした。原発、学費や奨学金など共産党の政策がよく判った。学費値下げの運動をしたい」と語りました。
病院班の男性は「夜勤など班員の勤務がバラバラで集まるのが大変。勤務シフトに合わせ日時を調整している。今月末に医療問題をテーマにした映画上映会も企画している」。大学3年生の男子学生は「新入生歓迎運動で卒業生を上回る加盟を勝ち取りたい。給付型奨学金創設を求める署名に協力した在学生にも加盟を呼びかける」と語りました。
民青同盟員でもある日本共産党の下奥奈歩県議が報告しました。「若者に冷たい県政を変えるため取り組んできました。県議会に党議席回復で変化が生まれています。請願署名の押印廃止が決まり、給付型奨学金の署名に取り組んだ県学生自治会連合に喜ばれた。党が提案した最低賃金引き上げの意見書が全会一致で採択された」。
日本共産党の石山淳一書記長、愛労連青年協、平和委員会青学部、県学生自治会連合、ストップイットアベのメンバーが連帯あいさつしました。
委員長に古川大暁さんを再任、新副委員長に野澤康幸さんを選出しました。
(1月25日 しんぶん赤旗)