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河村市政転換へ共同 名古屋革新市政の会が緊急会議

 
 4月の名古屋市長選挙勝利で住民が主人公の市政への転換を目指し、革新市政の会は名古屋市内で13日、緊急の団体地域代表者会議を開きました。26団体から66人が参加しました。

 矢?正一代表があいさつにたち、河村たかし市長の「減税」のもと、医療、福祉、介護など市民サービスが削減され続けていると批判。「市民の声を聞き、実現してくれる市政をつくろう」と話しました。

 蛯原京子事務局長が報告にたち、格差と貧困の解消、保育や学校給食をはじめとする施策充実、大企業より市民の暮らしに寄りそった市政運営を実現しようと述べ、「河村市長のパフォーマンス優先の市政は市民、行政に混乱と混迷を招いている。市政を転換するために、要求で一致する広範な市民、団体との共同をすすめよう」と呼びかけました。
 蛯原氏は、立候補を表明している岩城正光元副市長が河村市政の刷新を掲げ、福祉、教育優先の市政への転換をめざしていると述べ、「一致点から、会の要求にもとづく意見交換をすすめていきたい」と報告しました。

 参加者から「反河村市政で、多様な団体と手を組みたい」、「市の職員が少なく、過労状態。市民サービスの低下を招いている。市民のためにも市政の転換が必要」など意見、感想が相次ぎました。
(1月15日 しんぶん赤旗)