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賃上げ・時短の年 県労連が旗開き

 
 愛知県労働組合総連合(愛労連)は7日、名古屋市熱田区で新年旗開きを行い、組合員や民主団体代表など約100人が参加しました。

 榑松(くれまつ)佐一議長はあいさつで、医療や介護職場での長時間労働の実態を告発し、「2017年春闘は、誰もが8時間労働で暮らせる賃金、長時間過密労働の規制強化で命と暮らしを守るたたかい。同時に平和と民主主義を守り、雇用破壊、社会保障改悪など安倍政権の悪政阻止めざし、地域と職場で広範な共同を発展させるため愛労連は全力をつくす」と決意を述べました。

 来賓あいさつで、愛知県商工団体連合会の森田茂副会長は「安倍政権の経済政策(アベノミクス)のもと中小業者の暮らしと営業は壊されている。大企業優遇の経済政策転嫁が必要。大幅賃上げで購買力が増大すれば中小企業も潤う」と語りました。
 日本共産党の、わしの恵子県議は「一昨年に12年ぶりに党県議が誕生し、愛労連から提出された請願の紹介議員になり、意見陳述が実現した。昨年の12月議会からは請願署名の押印義務廃止を実現した。今年は総選挙が予想され、名古屋市長選もある。日本共産党は市民と共同し、福祉・暮らし優先の政治に変える」と語りました。
(しんぶん赤旗)