愛知県労働組合総連合(愛労連)と愛知県国民春闘共闘委員会は6日朝、トヨタ自動車のオフィスがある名古屋駅ミッドランドスクエア前で2017年春闘スタート宣伝に取り組みました。
気温1度の寒風吹くなか、各労働組合から40人以上が参加し、「長時間労働をなくし、誰もが8時間でくらせる賃金を」と書かれた横断幕をかかげ、出勤途中のトヨタ労働者などにビラつきのティッシュを配りました。
榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は、電通の過労死事件をあげ、「企業の働かせ方」こそ改革しなければいけないと強調しました。
自治労連県本部の鈴木常浩副委員長は、「公務職場の労働改善で、よりよい公務サービスを。大幅な賃金引き上げ、全国一律の最低賃金を実現しよう」。県国家公務関連労働組合共闘会議の空直樹副議長は「多くの労働者の実質賃金は下がり続けている。大企業は内部留保を賃金に回せ」と訴えました。
県医療介護福祉労働組合連合会の幸島元彦書記次長は、昨年9月に小規模介護事業所で労組が結成され、公休取得、未払い残業代支払い、人員増を勝ち取ったことを報告しました。
(1月8日 しんぶん赤旗)