戦争法強行から1年3カ月の19日、各地で集会、宣伝が行われ、「戦争法の廃止」「安倍政権打倒」の声が響きました。
名古屋市中区で「安倍内閣の暴走を止めよう あいち集会」が開かれ、自作のプラカードやアピールグッズを持った市民ら700人以上が参加しました。主催は同実行委員会。
共同代表の中谷雄二弁護士はオスプレイ墜落を不時着という安倍政権を批判。「戦争する国づくりに抵抗は邪魔だと言わんばかりに力ずくの排除が各地で続いている。負けずに力を尽くしてたたかっていこう」と呼びかけました。
命どぅ宝あいちの大滝善博さんは、「日本の陸海空で米軍が自由に動き回っている。本当の主権回復を実現していこう」と訴えました。
参加者は繁華街をデモ行進。電動車いすで参加した女性(77)は「9条がむちゃくちゃにされ、非常に侵害だ。動ける限り、集会に参加して声をあげたい」。毎週水曜日に駅頭でアピールする西浦愛子さん(69)は、「アメリカの言い値でオスプレイを買う日本は、本当に独立しているのか。行動が弱まれば相手の思うつぼ。もっともっと運動を広げて行きたい」と話しました。
(12月21日 しんぶん赤旗)