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暮らし優先の稲沢市政に

 
愛知県稲沢市長選挙が27日告示(12月4日投票)され、「憲法をくらしに生かす稲沢民主市政の会」の、そがべ博隆氏(62)=無所属、日本共産党推薦=が第一声をあげました。
 市長選は、大野紀明市長の死去によるもので、そがべ氏のほか、加藤錠司郎氏(61)=自民、公明推薦=、野々部尚昭氏(46)、星野俊次(41)が立候補し、新人4人の大激戦です。

 そがべ氏は、リニア開業をあてこんだ駅周辺の再開発などに莫大(ばくだい)な税金を投入しようとする市政を批判。「3人は前市政継続のオール与党市議だった人たち。冷たい市政の継続ではなく、暮らし優先の市政に転換していく」と話しました。
 そがべ氏は▽国保税・介護保険料の引き下げ、高校卒業まで医療費無料化、コミュニティバス拡大など重点政策をあげ、「豊かな財政を使い、誰もが住みやすい稲沢市を実現していきたい」と訴えました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、渡辺幸保、渡辺ちなみ両市議、渡辺ひろし衆院愛知9区予定候補が応援に駆け付け、本村氏は「国追随の市政をストップし、安倍政権の退陣につながる選挙にしていこう」と訴えました。