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新しい日本 ともにつくろう 本村衆院議員囲んで青年のつどい

 
 「私たちと日本の未来を語りあおう!」と、日本共産党の本村伸子衆院議員を囲む若者たちのつどい(12日)が春日井市で開かれました。主催は党尾張中部地区委員会。若者を中心に27人が参加しました。

■ 共同につくした共産党を大きく
 本村氏は衆議院で強行されたTPP(環太平洋連携協定)、PKOによる自衛隊の南スーダン派遣など緊迫した国会情勢、春日井市に関わるリニア新幹線建設や航空自衛隊小牧基地の機能強化について報告。「日本の政治は新しい時代が始まった。参院選で市民と野党に共同が力を発揮した。共同に力をつくした、共産党を大きくし、みんなで政治を変えよう」と訴えました。
 病院職員の女性は「母子家庭の看護学生は卒業後の返済が大変と奨学金を借りずアイルバイトの毎日。学校からバイトを減らせと言われている。何とかしてあげたい」。岩手県出身の男性は「新しい任務(駆け付け警護)を持って出身地の東北の自衛隊が南スーダンに行く。止めさせたい」と話しました。
 本村氏は「国民の運動で政府も給付型奨学金拡大・充実の検討を始めた。給付型奨学金を創設した県もある。愛知県でも県独自の給付型奨学金創設にむけ民青同盟が署名運動に取り組んでいる」「南スーダンが『殺し、殺される』最初のケースになりかねない。自衛隊を撤退させ、非軍事の人道支援、民政支援に転換すべきだ」と答えました。
 春日井市の男性は「リニアの掘削残土を乗せたダンプが1日100台以上も通る計画なのに、JR東海は説明会を開かない。『春日井市内の走行ルートは国道と県道で市道は通らない』といって拒否するのはひどい」と訴えました。
 本村氏は「リニアは採算、環境、安全などたくさんの問題があるのに、JRは十分な説明をしない。それなのに安倍政権は3兆円も公費を投入する無責任ぶり。引き続き国会で追及していく」、と答えました。

■ 共同を広げれば安倍政権倒せる
 保育園児を連れて参加した若い母親は「若者は高学費、低賃金、ブラック企業に苦しむ。ママは子どもの保育園探しに苦しむ。高齢者は介護難民で苦しむ。安倍首相は国民全員を苦しめている。総選挙で安倍政権を倒したい」と述べました。
 本村氏は「市民と野党の共闘を広げれば、安倍政権を打倒することはできる。新しい日本を一緒につくろう」と呼びかけました。
 つどいの後、25歳の女性が「本村さんの話は、すごく共感できる」と民青同盟に加盟しました。
(11月18日 しんぶん赤旗)