名古屋市中区で19日、戦争法廃止の「19日行動」に呼応して愛知県下各地で集会、デモが行われました。名古屋市中区では「安倍内閣の暴走を止めよう!あいち集会&デモ」が開かれ、市民ら800人超が怒りの声をあげました。
NGO非戦ネットの神田浩史さんは、非政府だからこそ紛争地での活動ができたと述べ、「自衛隊の駆け付け警護は、活動を危険にする。世界から評価されている憲法9条をないがしろにすることは、NGOの活動を崩すことになる」と訴えました。
主催した「安倍内閣の暴走止めよう共同行動実行委員会」の中谷雄二共同代表は、南スーダンでの戦闘を衝突と呼ぶ安倍政権に対し、「実際に人が死んでいる。自衛隊員が殺されるかもしれないときに、国内で言葉遊びをしている場合じゃない」と批判しました。
夫婦で参加した女性(60)は、「安倍首相は。あまりにもやりたい放題。自衛隊員のためにも殺し殺させる国にしちゃいけない」と語りました。
同市港区ではちょうちんウオークが開かれ、15人が参加。ビラを見て参加した男性(75)は行進中、参加した党員と安倍政権の暴走について対話。行進後、「自分も何かしたい」と入党を決意しました。
(10月21日 しんぶん赤旗)