愛知県岡崎市議選(定数37、立候補56人)が16日投開票され、日本共産党の鈴木雅子氏(55)が15位、木全昭子氏(67)が17位=以上現職=、新人の新免悠香氏(32)が22位でそろって当選し、2議席から1増やし、8年ぶりに3議席を獲得しました。
自民党系の3現職が落選し、公明党が票を減らすなか、共産党3氏の合計得票は1万660票(得票率6・55%)。前回から989票伸ばし、参院比例票1万1324票)に迫りました。
当選の喜びに沸く支援者を前に鈴木氏は「安倍政権の暴走反対の声が広がっている。気を引き締めてがんばりたい」。木全氏は「市民の要求ひとつひとつ3人の力合わせて実現していく」。新免氏は「これからが勝負。公約で掲げた給付制奨学金を絶対に実現させたい」と語りました。3議席以上で議会運営委員会に入ることができます。
選挙戦では、オール与党体制の議会で推進する不要不急の巨大公共事業(乙川リバーフロント事業)の見直しを訴え、特養ホーム増設で待機者ゼロ、普通教室のエアコン設置、コミュニティーバスの路線充実などを公約に掲げました。
(10月18日 しんぶん赤旗)