愛知県豊橋市長選挙(11月6日告示、13日投開票)に立候補を予定する串田真吾氏(40)=無所属・新人、日本共産党推薦=は12日、市役所で記者会見し、決意を語りました。党東三河地区の稲生俊郎委員長、鈴木みさ子、中西光江両市議が同席しました。
串田氏は、安倍政権の暴走を止めるたたかいは国政だけではないと強調。地方からしっかりモノが言える政治を作っていくことが重要だと述べ、「豊橋を含む東三河地域は、農家が多く、TPP(環太平洋連携協定)による影響は大きい。原発や安保法制など未来に負担を残すことは防がなければいけない」と話しました。
現市長は共産党をのぞくオール与党の議会に支えられ、駅前再開発やユニチカ跡地問題など、市民の不安や疑問にこたえようとしません。串田氏は「市民生活軽視、市民不在の市政運営だ」と批判し、「住民が主人公となる市政は、全力でたたかいぬきたい」と語りました。
串田氏は「豊かな財政力をいかし、18歳までの医療費無料化や市独自の給付型奨学金制度の設立、高すぎる国民健康保険税の1世帯1万円の引き下げなどを実現していきたい」と決意を述べました。
市長選は現職市長が立候補を表明しています。
(10月14日 しんぶん赤旗)