愛知県みよし市で1日、みよし9条の会が今年2回目の憲法カフェを開催しました。矢?暁子弁護士が招かれ、市民40人が参加しました。
加藤憲事務局長があいさつし、「安倍首相は本気で改憲しようとしている。私たちも、それ以上に本気になって阻止しなきゃいけない」と話しました。
矢?弁護士は、自民党改憲草案では「個人の尊重」が削られ、「国益」に変わっていることや、混乱に乗じて大切な人権を奪う「火事場泥棒」の緊急事態条項などをあげ、「非常時と平時の境目があいまいで、人権制約が常態化する危険性がある。『個人』が尊重され、一人ひとりの権利を実現する社会をつくっていくことが重要」と語りました。
参加者の質問にも応え、街頭で訴えるときの姿勢もアドバイスしました。「法廷の弁護士と一緒です。原稿ばかり見ずに、身振り手振りを交え、自信と情熱を持って訴えてください」と語ると、「いいこと聞いた」と声があがりました。
6歳と2歳の娘を連れて参加した女性(35)は、「子どものためにも真剣に考えなきゃいけないんですけど、テレビも新聞もわからないことが多く、子どもを連れて参加できる企画がもっと欲しい」と話しました。
(10月4日 しんぶん赤旗)