ニュース

原発廃炉に 名古屋で金曜日行動

 
 名古屋市東区の中部電力本店前、関西電力東海支社前では、のべ70人の市民が集まり、原発廃炉を求める声を響かせました。

 209回目となった中電前で訴えた公務員の男性(62)は、「浜岡原発は中央構造線の真上にあり、ひとたび事故が起きれば、子々孫々まで被害は続く。早く廃炉にしなきゃいけない」と話しました。「今が廃炉のチャンスだ」と訴える女性は、「大金をむさぼっただけのもんじゅは廃炉の方針をとった。稼働していない浜岡原発も同時に廃炉にしよう」訴えました。

 関電支社前行動は2012年5月から継続しています。安倍首相が「福島はコントロールできている」と繰り返し発言していることに対し、女性は「原発事故のせいでまったく復興が進まない。うそつきで絶対に許せない。あきらめは相手の思うつぼです。原発ゼロまで続けていきましょう」と呼びかけました。
(10月2日 しんぶん赤旗)