名古屋市東区の中部電力本店前と関西電力東海支社前で、原発ゼロを求める行動がおこなわれました。集まったのべ約70人が「ぼくらの未来に原発いらない」とコールや歌でアピールしました。
中部電力前でスピーチした安城市の男性(62)=公務員=は、原子力規制委員会が決定した放射性廃棄物処理の方針にふれ、「放射性廃棄物を電力会社が400年、国が10万年も管理することができるのか。管理とは名ばかりの不法投棄ではないか。原発は今すぐ廃炉に持っていこう」と訴えました。
関西電力前の行動でマイクを握った江南市の村田裕昭さん(36)=介護職=は、「地球上からすべての原発をなくしたい。自分たちが声を上げ続けることで変えていける」と語りました。
(9月4日 しんぶん赤旗)