安全・安心の医療・介護を実現と、夜勤改善・大幅増員を求める、愛知県内のキャラバン行動(愛知県医療介護福祉労働組合連合会主催)が3日夕、名古屋市熱田区の金山総合駅前でスタートしました。
日本医療労働組合連合会の「いのちをまもる全国一斉地域キャラバン行動」に呼応したもの。11月末まで、国会請願署名(県内目標万人以上)や宣伝、地方議会への請願・陳情、医療関係団体への訪問・要請に取り組む予定です。
残暑の中、白衣を着た組合員20人が参加。林信悟書記長らがマイクを持ち、「看護師など過酷な労働条件のために離職する看護師が後を絶ちません。国民のいのちと健康を守るためには、国の医療予算を増やし、職員を大幅に増やす必要があります」、「安倍自公政権は社会保障を大幅に切り下げ、国民に重い負担を押しつけようとしています。力をあわせて阻止しましょう」と呼びかけました。
通行人が次々に足を止め署名していきます。友人が看護師だという篠田菜穂さん(38)は「友人も夜勤が多く、慢性的に寝不足で疲れが取れない。疲れて医療ミスを起こさないか心配と言っています」。4月に心臓病で1カ月入院した女性(66)は「深夜に何人もからナースコールが鳴り、少ない夜勤の看護師さんが走り回っていました。これから高齢者が増えて看護師はもっと多く必要です。待遇改善をしないと増えないです」と話し署名しました。
(9月6日 しんぶん赤旗)