愛知県東郷町の東郷9条の会は日、町民会館で「親と子のつどい2016」を開き、親子や市民ら60人が参加しました。
同会は、「子どもが平和を愛する気持ちを持って、優しく育ってほしい」と願い、夏休み期間中に平和をテーマにした映画の上映会や芝居など親と子のつどいを開いてきました。今年で10回目です。
今年は人形劇団「ほんわかシアター」が公演しました。甘えん坊なこぶたが初めてのおつかいにでかけ、様々な出来事に遭遇しながら、成長していく様子を愉快な音楽と歌で演じました。子どもも大人も満面の笑顔で会場は包まれました。
3人の子どもと参加した女性(29)は「すごく面白かったです。子どもたちと一緒に劇を楽しめることで、改めて平和だと感じました」と話しました。
絵本「わたしの『やめて』」の朗読も行われ、戦争の危険性を子どもにもわかりやすい言葉で語られました。安保関連法に反対するママの会@愛知の粥川ひろみさんがあいさつし「子ども達に平和な未来を残すのが大人の役目。安倍政権の暴走に歯止めをかけていきたい」と話しました。
事務局の三宅暁良さんは「改憲勢力が3分の2議席を占めたが、世論調査では改憲反対の声が多数。平和を願う国を子や孫に伝えていきたい」と話しました。
(8月23日 しんぶん赤旗)