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高江ヘリパッド建設「怒りの声を」愛知で集会

 
 沖縄県東村高江で建設が強行されている、米軍北部訓練場のヘリパッド建設や辺野古新基地建設、元海兵隊員による女性殺害などに抗議し、基地問題を解決する一歩を進めようと名古屋市中区で7月31日、集会が開かれました。200人以上の市民が参加し、会場に入りきれない人が出るほどでした。

 主催者を代表して、あいち沖縄会議の牛島達夫代表は「報道では都知事選一色になっているが、高江には全国から1000人規模の機動隊が集まっている。沖縄県民の声を無視し、建設を強行する姿勢に愛知からも怒りの声をあげていこう」とあいさつしました。
 「島ぐるみ会議」共同代表の高里鈴代さんを招き「沖縄からはっきり見える 基地・軍隊と人権」と題して講演。沖縄には戦後71年間、米軍が駐留し続けていると述べ、「女性の性被害や不発弾の処理など、基地があるがゆえの問題が無数にある。軍事基地があることで、自然や文化などあらゆる環境が破壊される。怒りの声を日本全国であげ、基地、米軍NOをつきつけよう」と話しました。

 参加者は集会後、「たかえをまもれ!」「ヘリパッド建設反対」とスローガンの書かれたボードを持ち、怒りの声をあげながら、デモ行進しました。
(8月1日 しんぶん赤旗)