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原水爆禁止世界大会 愛知県代表団が結団式

 
 8月3日から広島、長崎で開かれる原水爆禁止2016年世界大会に参加する愛知県代表団(団長・知崎広二愛労連事務局長)の結団式とつどいが28日、名古屋市熱田区の労働会館東館ホールで開かれ、80人が参加しました。

 愛知県からの大会参加者は、この日までに190人を超えて、実行委員会は「さらに参加者を増やそう」と奮闘中です。
 大村義則県原水協代表委員が、核軍縮運動の歴史や発原水爆禁止世界大会の意義を述べ、「内部被ばくは何十年も苦しめられることが、世界的に広まっていない。非人道性とともに、核兵器の被害は甚大なんだということが広がれば、世界全体で核廃絶の運動がさらに広がる」と話しました。
 民青同盟の野澤康幸さんは平和行進に参加し、核兵器廃絶の署名に取り組んだことを報告。「被爆者の人たちの意思を引き継ぎ、運動を継続していくことに意義がある。核廃絶、戦争反対の声を巻き起こしていきたい」。初参加の春日井市の女性()は、父が長崎で被爆し、昨年亡くなったことに触れ、「祈念式典に参加し、父の名前を碑に納めたい」と語りました。

 沢田昭二・県原水協代表理事は、「新しい核兵器廃絶署名を2020年まで、世界規模で数億人から集めよう」と話しました。
(7月30日 しんぶん赤旗)