日本共産党の小池晃書記局長は14日、参院選で党躍進を必ず勝ちとろうと愛知県内を駆け回り、改選4の激戦をたたかう、すやま初美選挙区予定候補、たけだ良介比例予定候補とともに街頭で訴えました。
名古屋市内の演説では、「市民連合@愛知」の呼びかけ人、新美加寿奈さんがマイクを握り「すやまさんをどうしても国会に送りたい」。すやま予定候補は「愛知で共産党の議席を必ず取り戻す」と決意表明しました。
小池氏は、戦争法廃止・立憲主義回復をめざし、1人区での野党共闘に加え、「複数区でも、野党が競い合って自民、公明と補完勢力を少数に追い込む。これが今度のたたかいです」と強調。安倍晋三首相が「民進党にはもれなく共産党がついてくる」「気をつけよう甘い言葉と民進党」と野党分断に躍起になっていることに対して、「共産党がついているから、ぶれない政治がつくれる」「品性のないレッテル貼りに、追い詰められた姿がはっきり出ている」と指摘しました。
小池氏は「比例代表で日本共産党の大波を広げ、愛知県で43万票以上(獲得)を必ず実現しよう。これが、すやまさんを押し上げる一番確かな力です」と熱く訴え。安倍暴走政治に対してぶれずに対決し、対案を示す党の値打ちを語り「日本共産党を伸ばすことが野党共闘を力強く進め、新しい政治、政府をつくる力になります」と呼びかけると、「頑張るぞ」の声と大きな拍手に包まれました。
熱心に聞き入る多くの聴衆が詰めかけた豊橋駅前(豊橋市)。たけだ予定候補が駆けつけ、「参院選で、政治の流れを大きく変えよう」と訴えました。
東岡崎駅前(岡崎市)の演説では、「安保関連法に反対するママの会@愛知」の天野光子さんが「(政府・与党から)『共産党は危険』とレッテル貼りされていますが、共産党はまっとうです。地元議員の方や国会中継を少しでも見れば、共産党が市民の側に立っていることはすぐ分かる。危険なのは安倍政権です」と訴えました。
(6月15日 しんぶん赤旗)