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特別支援学校改善を報告 日福大が本村議員招き集い

 
 日本福祉大学(愛知県美浜町)で20日、日本共産党の本村伸子衆院議員を迎え「あいちの特別支援教育を考えるつどい」が開かれ、教員をめざす学生ら30人が参加しました。同大学の学生でつくる実行委員会が主催。

■ 国・県が約束
 本村議員は2月、県立三好特別支援学校(みよし市)を視察し、国会で馳浩文部科学相にマンモス化・老朽化の改善を要求。3月には馳文科相も視察し、空調設備の改善を約束しました。本村議員は、教員や児童の父母から改善に要望が寄せられ三好特別支援学校を視察した経過を写真も示して紹介。党県議団とも連携し、県も来年中には特別支援学校の改善を証明したことを報告しました。
 学生から「特別支援学校は愛知だけの問題か」、「マンモス化の原因は何か」などの質問が。本村議員は「他県でもマンモス校はあるが愛知県は学校新設・建設のテンポが遅く、マンモス校の全国2番から5番までの4校が愛知」、「一般の小中学校は生徒数の基準を超えると分校する。特別支援学校は基準がなく、どんどん生徒数が増えていく」などと答えました。

■?考えて投票?
 三好特別支援学校に教育実習に行った女子学生(4年生)は「寒い中で学ぶ生徒がかわいそうと思った。共産党が尽力して改善くれるのはありがたい」と発言しました。
 本村議員は安倍政権の戦争法強行、消費税増税、原発再稼働を批判し「参院選から大学生は全員が選挙権があります。投票に行き、学生が安心して学べる社会をつくりましょう」と訴えました。
 参加した女子学生(1年生)は「共産党の議員の話を始めて聞きました。参院選は初めての選挙。いい社会になるよう考えて投票します」、教員をめざす男子学生は(3年生)は「本村さんの話を聞いて、学ぶ権利は平等にあるのに、障害児の学ぶ権利が奪われていると思った。共産党の活躍に感動しました。共産党が大きくなれば社会が変わると思います」と感想を寄せました。
(5月22日 しんぶん赤旗)