愛知選挙区で18年ぶりの党議席をめざす、すやま初美予定候補(37)は第4次全県キャラバンの先頭に立ち宣伝、つどい、懇談と駆けまわっています。
■ しっかり握手
「若者が希望を持てる日本へ」の訴えに共感が広がります。名古屋市千種区の演説会では、奨学金を借りている大学院生(23)としっかり握手。「就職できるのか、返済していけるのか本当に不安。給付型奨学金や青年の雇用対策を訴えている共産党が伸びてほしい」。
ブラックバイト根絶の宣伝では男子大学生(19)と対話に。「飲食店でバイトをしていたが午前2時までと言われたのに、実際は4時過ぎまで。残業代もなく、勉強に支障が出たので辞めました」。すやま予定候補は、自分も10年間デザイナーとして長時間労働を体験し、「若者を使い捨てにするな」と追及していた共産党が希望だったと話し、「政治の力で、ブラック企業をなくし、人間らしく働くルールをつくります」と語ると、うなずいていました。
■ 若者飛び入り
「自衛隊小牧基地から、若者を絶対戦場に送らせない」―戦争法廃止の訴えにも力がこもります。元航空自衛官の水上学さんは、すやま予定候補に期待を込めます。「戦争法は憲法9条に背くもの。『憲法堅持』『反戦平和』を貫く共産党への1票は、自衛官の命を守り、日本の平和を守り、憲法を輝かせる力になります」。
豊橋市で開かれた若者のつどいで、看護師をめざす女子生徒は「人の命を軽んじる政治はいや」、男子大学生も「武器の開発に関わりたくない」と期待を寄せました。
日進市のスーパー前で、「野党の共闘が広がり、市民の声が政治を動かしています。共産党の躍進で、安倍暴走政治にストップをかけましょう」と演説していると、若者が飛び入り参加。「青年の代表、すやまさんを国会に送ってください」と熱烈に訴えました。
選挙戦は改選数が3から4に増え、共産党のほか自民1、民進2、公明1、社民1、諸派2など多数激戦の様相となっています。
(5月8日 しんぶん赤旗)