第87回メーデーが1日、各県で開かれ、「戦争法廃止」「安倍暴走政治ストップ」「賃金上げろ」などのプラカードを手にした労働者が「国民共同の力で政治を変えよう」と訴えました。
■ 愛知 もとむら・すやま両氏が出席
愛知県では、県中央メーデーが名古屋市中区の白川公園で、地域メーデーが豊橋、安城、瀬戸、春日井、江南、一宮の6市で開かれ、県全体の参加者は5000人を超えました。
県中央メーデーには、「保育士の処遇改善」「野党は共闘」と思いを込めたデコレーションやプラカードを持った労働者ら3500人が参加しました。
榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は「安倍政権の失政で国民の暮らしは日々、悪化し、『安倍政治を許さない』世論が大きくなっている。すべての労働者が力を合わせ、安倍政治を終わらせよう」と訴えました。
県弁護士会の花井増實弁護士が「共同して違憲の安保法制(戦争法)を廃止しよう」と連帯あいさつ。日本共産党の岩中正巳県委員長は、本村伸子衆院議員、すやま初美参院選挙区候補とともに壇上に立ち、「安倍自公政権を少数派に御子込むため全力をあげる」と述べました。平山良平・社民党県副代表、保田泉・新社会党県委員長もあいさつ。生活の党の小沢一郎代表からメッセージが寄せられました。
4歳の子どもと参加した女性(32)は「私も保育園探しが大変。女性労働者の低賃金など、安倍首相は『1億総活躍社会』はデタラメなもの」と話しました。
(5月2日 しんぶん赤旗)