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被災救援募金訴え 熊本・大分出身者の飛び入りも

 
 愛知の若者らでつくる「ストップ イット アベ 名古屋アクション」が17日夕、JR名古屋駅前で、九州地方の地震被災者救援募金を呼びかけました。日本共産党の本村伸子衆院議員、すやま初美参院選挙区予定候補が駆け付け若者とともに募金に取り組みました。

 リレートークで呼びかけ人の古川大暁さん(26)は「今も余震が続き、多くの人が避難生活をしています。みなさんのお気持ちをお寄せ下さい」。本村、すやま両氏は「政府に対し不測の事態に備え稼働中の川内原発の運転停止を求めています」と話しました。
 20代の青年は「熊本県出身です。故郷への支援をお願いします」。SNSで知って来たという50代の男性は「大分県生まれ。親類の安否が心配」と次々と飛び入りで訴えました。

 駅の乗降客が次々と足を止め募金。1時間で7万円を超える募金が寄せられました。兵庫県生まれの女性(36)は「阪神・淡路大震災では全国から支援をいただきました。少しでもお返しできたら」。宮城県に被災地ボランティアに行ったという会社員の男性(31)は「今度も機会があれば行きたい」と話しました。
(4月20日 しんぶん赤旗)