日本共産党愛知県議団が13日、名古屋市内で県政懇談会を開き、約40人が参加しました。昨年の県議選で12ぶりに党県議を回復して1年。わしの恵子、下奥奈歩の両県議は、この間の党県議団の取り組みを報告し、引き続き県民要求実現へ奮闘する決意を述べました。
わしの県議は「1年間で30の請願書の紹介議員になり、請願者から「口頭陳述ができた」と喜ばれ、マスコミや議会関係者が「共産党が議席を獲得して議会が活性化した」と話していることを紹介。「介護施設の整備・増床予算が昨年度の倍以上になり、県営住宅の維持修繕費も3割以上増えました」と話しました。
県議会最年少の下奥議員は若者の雇用やブラック企業根絶を求め、若者向けの「働くルール」リーフレットが増刷されたことや。県独自の奨学金制度創設を強く求めたことを報告。「党国会議員団と協力して、三菱重工小牧南工場のF35戦闘機の整備拠点化、特別支援学校の環境整備に力をつくします」と強調しました。
参加者からは「共産党議員の努力もあって県立春日台特別会援学校(春日井市)でプレハブだが普通教室が増設されることになった。エアコンも夏までには設置してほしい」「請願ができるようになって嬉しいが、愛知県は請願書に押印が必要。街頭で集めた署名の大半は押印がなく無効になる。請願書に押印が必要なのは全国で愛知県と熊本県だけ。押印を廃止してほしい」などの意見や要望が次々に寄せられました。
わしの議員は「みなさんと協力して夏までにエアコンが設置できるよう、6月議会に補正予算提出を県に要請します。押印廃止など議会改革にも取り組んでいきます」と答えました。
(4月15日 しんぶん赤旗)