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勝利へ全力 碧南市議選

 
 愛知県碧南市議選が17日告示(24日投票)されます。日本共産党は現職の山口はるみ(66)、岡本守正(72)、新人の磯貝明彦(59)の3氏が現有確保に全力をあげています。定数22に有力28人が立候補を予定する多数激戦の様相です。

 共産党は「安倍暴走政治に審判を」「碧南から戦争法廃止の世論と運動を大きく」「豊かな財政を安心の子育て、若者応援・介護充実に」と強調。党市議団が実施したアンケートには「パート収入だけで2人の子育て。保育料を安くしてほしい」「敬老会の補助削減など、高齢者いじめは許せない」などの声が寄せられています。
 市の財政力は県内6番目。ところが禰?田(ねぎた)政信市長は財政難を口実に保育料や学校給食費引き上げなど45項目約2億円の市民負担を強行。その市長提案に自民党系、公明党議員は議会で「身の丈に合っている」とほめちぎって賛成しました。
 市の「ためこみ金」(財政調整基金)は41億円。さらに80億円もためこむ計画です。トヨタ自動車の法人市民税が21億円増収になっても市民に還元しようとしません。
 トヨタ自動車の法人市民税は2008年度から13年度までゼロでした。党市議団が国会議員団と連携し、優遇税制の実態を告発。14年度から法人市民税が復活しました。

 党市議団は、市民と力を合わせ、妊婦健診14回完全実施、高齢者肺炎球菌ワクチン補助、太陽光発電補助などを実現してきました。3予定候補は▽西三河一高い保育料の引き下げ▽公立4園で0歳時長時間保育実施▽高校生までの医療費無料化▽学校給食費の無料化▽同報無線など地震津波対策の強化などの公約を掲げています。
 党と後援会は、必ず3議席を確保しようと、宣伝、対話・支持拡大に奮闘しています。
(4月10日 しんぶん赤旗)