給付型の奨学金、ブラックアルバイトの規制、戦争法の廃止、若者の願いを日本共産党とともに実現しようー。愛知県豊橋市で3日、たけだ良介参院比例予定候補、すやま初美参院選挙区予定候補を囲む若者のつどいが開かれました。入学したばかりの女子高校生、大学生、教師や弁護士ら25人の青年が、2人の青年候補とざっくばらんに話し合いました。下奥奈歩県議も同席しました。
大手コンビニ店のアルバイト店員(24)は「副店長やチーフ勤務時間外に店舗の掃除をしている。『掃除するのは当然』と無給。ブラックバイトは明らか」。自動車関連の下請け企業に勤める女性(21)は「賃上げは10年間なし。嫌になって同僚が次々と辞めていく。3月も10人が辞めた」と訴えました。
たけださんは日本共産党が衆院選で躍進して国会でブラック企業の規制を要求し、労働省が調査に乗り出したことなどを報告。「参院選でさらに躍進し、ブラック企業、ブラックバイト規制法をつくろう」と話しました。
■奨学金返済600万
4月から大学院に進学する学生(22)は「奨学金の返済額は利子も含め約600万円。大学院でも借りる予定、さらに大変」。定時制高校生(19)は「友人の大学生が『政府も給付型奨学金を言いだしたが、今の俺たちは関係ない」と嘆いたことを話しました。
すやまさんは、世論の後押しで国も動き出したことを指摘し、党が月額3万円(年額36万円)の給付奨学金を70万人に支給する制度を提案していることを紹介。「学費が高い上に、給付型の奨学金制度を持たない国は世界でも異常です。遅れた日本の教育を変える選挙にしましょう」と呼びかけました。
■声聞いてくれる
戦争法への不安では、子どもの音楽教室に勤める女性(36)が「平和だから音楽が楽しめる。子どもの未来のため戦争法は廃止すべき」。看護師をめざす女子生徒(15)は「人の命を守る仕事に就きたい。人の命を軽んじる政治はいや」。男子大学生(22)は「人を殺す武器の開発に関わりたくない」と言いました。
さらに高校の統廃合や市庁舎の建て替えなど、市民の意見を聞かない行政への批判も。初めての選挙となる青年は「やっぱり俺たちの声を聞いてくれる日本共産党に投票する」と話しました。
たけださんは「安倍政権が国民の声を聞かない政治をしているから、地方自治体も安倍政権の真似をして住民の声を無視するんです。シールズなど、若いみなさんが今、政治を動かしています。本気になって運動すれば、素晴らしい未来が待っています。私も参院選で必ず勝利し、みなさんの声を国会に届けます。ともにがんばりましょう」とエールを送りました。
(4月8日 しんぶん赤旗)