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暴走政治の防波堤に 扶桑町議選 全力

 
 愛知県扶桑(ふそう)町議選(4月19日告示、24日投票。定数16)で、日本共産党の小林あきら(73)、?木よしみち(66)の現職2予定候補勝利、参院選での党躍進をめざす演説会が27日開かれ、会場はいっぱいの参加者であふれました。

 小林氏は13期目を目指します。「中学卒業までの医療費無料、住宅リフォーム助成制度の実施など、町民の声を町政に届けてきました。47年の経験で、共産党が町政を動かしてきた確信があります。議案提案権を獲得できる現有2議席確保に全力でがんばります」と訴えました。
 ?木氏は3期目を目指します。「昨年6月、安保法案を制定しないよう求める意見書を全会一致で可決しました。政権の暴走から町民を守り、防波堤の役割となる町議会をつくっていきたい」と強調しました。
 2氏は、党派を超えた支援を呼びかけ、会場からは「おー!」「勝つぞ!」と大きな声援があがりました。
 林信敏・党県副委員長は、町議選2議席確保で勝利と、勢いをつけて参院選では比例8議席以上、18年ぶりの選挙区議席奪還を訴えました。

 同町議団は町民アンケートを行い、コミュニティバスや児童館が「必要」「検討すべき」という回答が8割あることから早期実現にむけて取り組んでいます。
 参加した女性(81)は、「共産党議員がいてこその扶桑町議会。2人は町民の要望を聞いてくれ、大きな信頼がある。絶対に勝ちたい」と話しました。
(3月30日 しんぶん赤旗)