平和とジュゴンを守ろう」と20日、名古屋市中区で「辺野古新基地反対コンサートin名古屋」が開かれ100人を超える市民が参加しました。県内の沖縄県出身者や米軍辺野古新基地建設反対運動をおこなっているミュージシャンらが「音楽を通じて支援を」と実行委員会をつくり昨年からおこなっています。
今回は愛知のうたごえ合同合唱団や八竜リバティーバンドなど15のグループ・個人が出演しました。
キャンプ・シュワブゲート前の抗議活動に参加し14日に名古屋に帰ってきた、沖縄県うるま市生まれの山田秀子さん(61)が現地の取り組みを報告。山田さんは「私たちの運動で工事は中断しているが安倍首相は『辺野古移設が唯一の選択肢』と言っている。工事再開に備え、今も工事現場に工事車両や機動隊車は駐車されたまま。普天間基地即時返還、辺野古新基地断念へ力をあわせよう」と訴ました。山田さんは八竜リバティーバンドの演奏で芭蕉風(ばしょうふう」を参加者といっしょに合唱しました。
友人に誘われて初出演した男性(52)は「好きな歌で『平和、沖縄』のことがアピールできてよかった。基地建設計画中止までコンサートを続けたい」と話しました。
次回は6月4日(土)正午から名古屋市中区の「さかえ広場」で予定しています。
(3月25日 しんぶん赤旗)