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戦争法廃止を 若者宣伝に反響

 
 愛知県の青年革新懇(青年ネットAICHI」は21日、若者でにぎわう名古屋市中区の大須商店街で戦争法廃止の2000万署名を訴えました。13人が参加。日本共産党の西山あさみ名古屋市議、渡辺麻衣子北名古屋市議、山本亮介豊山町議も参加しました。

 同ネットの山本晃子さんらがリレートークで、日本共産党など5野党が共同で戦争法廃止に立ちが立っていることを紹介し「私たち若者を戦争に狩りだす戦争法を、私たち若者の力で廃止させよう」と呼びかけました。若者らが足を止め次々と署名に応じました。
 高校2年生の女子生徒(17)は「9月生まれなので参院選で投票できないのが残念。安倍さんの政治は怖い感じ。選挙に行けないので署名で意思表示します」。2人連れの女子中学生は「法案の内容は、よくわからないけど、平和が大切だよね」「そうそう、戦争はいやだね」と口ぐちに言いました。
 「選挙に行くぜ」と声援を送った大学1年の男子学生(19)は「初めて投票に行ける。棄権するのは安倍首相を支持したことになるから、友人に『棄権せず、野党に投票しろよ』と声をかけている」。路上ライブしていた男性(29)は「アメリカでは金のない者が兵隊に行くと聞く。日本も俺のように金もなく歌ばっかりやっている者は自衛隊に引っ張られるかも。がんばって止めてくれ」。
 商店街で飲食店を営む男性(62)は「親の代からやっている。亡くなった父親は戦中戦後に食糧不足で食材の仕入れに苦労したと言っていた。平和でこそ商売が繁盛する」と語りました。

 1時間弱の宣伝で若者を中心に40人の署名が集まりました。
(しんぶん赤旗)