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憲法が生きるまちに 市民が運動を交流

 
 「憲法が生きるまち名古屋へ」と6日、名古屋市熱田区で市民のつどいが開かれ、100人を超える市民が参加しました。名古屋市職員労働組合など8団体でつくる「市民のつどい準備会」の主催。

 主催者あいさつで蛯原京子・市職労委員長は「市民が大切にされ、あんきに(安心して)暮らせる名古屋市つくるために、学びあい、今後の運動につなげよう」と話しました。
 北区で「わいわい子ども食堂」を運営している杉崎伊津子さんは子どもの欠食や孤食の実態を紹介し「昨年から月一回の食事会を始め、回を重ねるごとに参加する子どもが増えている」と報告。市立高校の教員は高校生のアルバイトや大学進学時の奨学金受給の状況を報告し「ブラック企業、ブラックバイト規制、奨学金制度充実が急務」と訴えました。
 県商工団体連合会の坂野逸朗副会長は、年々減少している中小業者の実態を報告し「安心・安全の街づくりには中小企業の活性化が必要」と語りました。学校職員の女性は「給食費を滞納する家庭が増えている。名古屋城天守閣木造再建より、給食費を無料化をしてほしい」と話しました。

 俳優で「あいち九条の会」代表世話人の天野鎮雄さんが「朗読とお話し~こんな名古屋に」と題して講演しました。
(3月13日 しんぶん赤旗)