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恐竜テーマパーク建設に反対 本村議員囲み交流

 
 名古屋市緑区で、県営公園・大高緑地の恐竜テーマパーク建設計画に反対する住民18人が5日夜、日本共産党の本村伸子衆院議員を囲み、活動を交流しました。

 大高緑地を愛する会の溝口江里子代表は、「昨年10月、突然、県が計画を発表したので、すぐに会を結成し、これまで1万6000人以上の署名を集めました。県は、署名を届けても、説明なしに工事を強行しようとしています。住民の声を聞く行政であってほしい」と話しました。
 大高緑地を利用する自主保育グループ「あおぞら」のママさんは、県の経費削減のしわ寄せが、子どもたちに来ていると述べ、「自然を壊して、子どもの遊び場が奪われる」と怒りの声をあげました。
 参加した男性は、「自然の象徴であるオオタカが営巣する貴重な公園。絶滅危惧種からは外されたが、都市部にいるオオタカが希少種であることは間違いない。豊かな自然があることは誇りに思う」と話しました。
 溝口さんは、建設反対運動に取り組んだことによって、管理棟の設置箇所を移動させたり、工事開始を延期させたりするなど前進もしていると語りました。

 本村議員は、国も県も、住民の声を無視して強引にすすめる姿勢は同じだと述べ、「いま私たちは、住民の声が届く政治に向かう歴史の転換点にいます。希望を持って、明るい気持ちで運動を広げていきましょう」と話しました
(3月9日 しんぶん赤旗)