作家・澤地久枝さんの呼びかけで始まった「アベ政治を許さない」のポスターを毎月3日に掲げる行動が今月も東海・北陸信越の各地で行われました。
愛知県内ではスタンディングアピール行動が、20カ所以上で行われました。
刈谷市役所前では、昼休みに戦争法の廃止を求める刈谷の会と日本共産党の3市議を含む25人が参加しました。「戦争法廃止」「野党共闘」のプラカードをもって、市役所職員や役場利用者にアピールしました。
午後には刈谷駅前では、同会が昨年12月から続け3回目となる2000万署名行動に取り組みました。メンバー7人が参加し、駅利用者や通行人に戦争法廃止を訴えました。
署名行動に参加した男性(61)は、日本共産党を含む5野党による戦争法と参院選協力の合意が、テレビではあまり報道されていないと語り、「国民の声を聞くことは政党の責任であり、合意は非常に画期的。報道されていないからこそ、路上で訴えていかなければいけない」と話しました。
署名した女性(59)は「戦争は絶対にダメ。戦争になれば、普通の生活は送れない。精神的にも不安定になって、どんどん追い詰められてしまう」と述べました。
通りがかった女子高生2人は「自衛隊が海外に武器をもっていくのはよくない。日本も海外も平和が一番です。平和に武器は必要ありません」と話していました。
(3月5日 しんぶん赤旗)