「大幅賃上げで雇用の拡大、安全確保！止めよう安倍暴走政治・戦争法廃止！」を掲げた愛知自動車デモが２月28日、名古屋市内で行われました。愛知春闘共闘に参加する、建交労トラック部会やタクシー協議会など交通運輸産業分野の労働組合でつくる実行委員会主催。
出発集会で竹市文雄実行委員長があいさつ。行きすぎた規制緩和により、労働者の賃金が抑えられ、運転手の人員不足や高齢化がすすみ、バス事故など悲惨な事故を招いていると述べ、「春闘で適正運賃・賃金を引き上げ、人手不足、労働条件の改善を訴えていこう」と話しました。
愛知春闘共闘の知崎広二事務局長（愛労連事務局長）、日本共産党の、すやま初美参院選挙区予定候補が連帯のあいさつをしました。
タクシー運転手の男性（67）は、タクシーでは若者が生計を立てるのは難しく、高齢者が大半だと語り、「熟練者が減り、お客さんの安全確保が重要課題になっている」と話しました。
集会後、横断幕やポスターで装飾された約60台のトラックやタクシーが、同市港区から県庁までデモ行進し、沿道の注目を浴びました。
（３月２日 しんぶん赤旗）