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すやま予定候補が宣伝 若者「奨学金返済に不安」

 
 日本共産党愛知県委員会は2月26日夜、すやま初美参院選挙区予定候補を先頭に、学生や夜遅くまで働く若者に働き方・奨学金アンケートをおこなう「おかえりなさい宣伝」を県内10カ所以上で取り組みました。

 名古屋駅東口では、すやま予定候補が青年5人とマイクを握り、長時間労働や低賃金などブラック企業・バイトで働く青年の実態を通行人に訴え、アンケート調査を行いました。
 「月額12万円の奨学金を借りている。ちゃんと返していけるのか不安」とこたえたのは大学1年生の2人連れ。月額3万円の返済でも16年かかるとの説明に、言葉を失う場面もありました。「世界でも異常な高学費で、卒業後もこれだけ負担が大きいのは日本だけ」と聞いた学生らは「奨学金が無ければ学校に行けないけど、返済の負担はもっと減らしてほしい」と語りました。

 すやま予定候補と対話した男子高校生(2年)は「これからバイトしたい」と述べ、県の最低賃金が820円と聞くと、「それじゃバイトする気にはなれない。せめて900円は欲しい」と語りました。「参院選で初めて選挙権を得るんですよ」と語る高校生。「学校でも18歳選挙権は話題になっています。安倍首相はちょっと強引だと思います。なんでもやればいいってものじゃない」と述べました。すやま予定候補が「これから政治のことが身近になると思います。ぜひいろいろ学んでください」と話すと、高校生は「まだ政党は決めていませんが、参院選は必ず投票に行きます」と答えました。
(3月1日 しんぶん赤旗)