戦争法が強行されて5カ月がたった19日夜、名古屋市内で戦争法の廃止、原発再稼働反対、安倍政権の退陣を訴える集会・デモが行われ、1000人を超す人が集まりました。「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動実行委員会」の主催。
実行委の中谷雄二弁護士は、5野党が選挙で協力に合意したことに触れ、「大変ありがたい。私たち市民も幅広く共同し、全国津々浦々で政治に責任を持つ主権者として声をあげていこう」と強調しました。
愛敬浩二・名古屋大学大学院教授は、「国民の尊厳、自由、平等を制約する緊急事態条項の設立を許さないたたかいをしよう」と話しました。
SEALDs TOKAI(シールズ東海)の海老原陽奈さんは「5野党合意は始まりの一歩。一人ひとりが尊厳をもって、暮らしていける国にしていこう」と語りました。
集会後、参加者らは繁華街中心部を約1?デモ行進し、通行人の注目を浴びました。
会社帰りに集会に参加した男性(41)は「野党合意は国民の声に押されてのこと。戦争法廃止の声をもっと上げていく」。子ども2人と参加した女性(37)は「安倍政権に政治は任せられない。声を上げ、市民の運動と政治をつなげていきたい」と述べました。
(2月21日 しんぶん赤旗)