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核廃絶運動の弾みに 3・1ビキニデー 県代表団が結団式

 
 静岡県で開催される「3・1ビキニデー全国集会」(2月27日~3月1日)に参加する愛知県代表団の結団式が17日、名古屋市内で開かれ、19人が参加しました。全国集会には県内から116人(18日現在)が参加を予定しています。

 原水爆禁止愛知県協議会(県原水協)の沢田昭二理事長が講演し、世界で広がる核兵器廃絶運動の発展を紹介。昨年の原水爆禁止世界大会には、海外代表が例年の2倍参加するなど、日本でも世界でも核兵器廃絶の声がより一層強くなっていると述べ、「ビキニデーは、一年で最初の核兵器廃絶の取り組み。核廃絶運動の弾みにしていこう」と強調しました。
 県原水協の横江英樹事務局長は、今年のビキニデー集会は核兵器廃絶の新たなステージを迎えていると述べ、「昨年のNPT(核不拡散条約)再検討会議以降、核兵器保有国が追い詰められている。世界で広がる核廃絶運動の先頭に日本が立っていかなければいけない」と話しました。

 障害者施設で働く男性(26)は「ビキニデーに初めて参加します。戦争も核兵器もあってはいけない。廃絶の力になればと思い、友人と一緒に参加します」と話してました。
(2月20日 しんぶん赤旗)