日本共産党愛知県委員会は15日、名古屋市内で全県地方議員会議をおこないました。68人の議員が参加し、参院選勝利と予算議会に向けて意思統一しました。
石山淳一書記長が参院選への方針を述べ、佐々木朗・党県政策委員会責任者が国家予算案の特徴、わしの恵子県議が県予算案の特徴と市町村への影響を報告しました。
わしの県議は、大村県政の「愛知版アベノミクス」予算案に対抗する姿勢を強調。12年ぶりに党議席を回復し、県民運動と結んで、介護施設のベッド数倍増、県営住宅の修繕費2割増、私立高校の授業料補助増額など実現したことを報告しました。
参加議員から「県営住宅の修繕は急務。住民から相談を受けても、老朽化した県営住宅を紹介するのは不安」と声があがりました。
すやま初美参院選挙区予定候補は、「安倍政権と真正面から対決できるのは共産党しかいない。激しい選挙戦が予想されるが、一歩も引くことはできない」と語りました。
4月に市議選を控える碧南市の山口春美市議が「なんとしてでも現有3議席を確保し、参院選勝利の弾みにしたい」と述べました。
林信敏県自治体部長は「住民の要求を実現する予算議会は、参院選と一体のたたかいとなる。全議員が総力をあげてたたかいぬこう」と訴えました。
(2月19日 しんぶん赤旗)