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2減のなか両氏当選 弥富市議選

 
 愛知県弥富市議選(定数16、立候補18人)が14日投開票され、日本共産党の那須英二氏(36)が8位、三宮十五郎氏(75)が9位でそろって当選しました。定数2減で有力候補がひしめき、現職の副議長が落選するなど激戦の中、現有2議席を確保しました。

 共産党両候補の合計得票は2095票(得票率11・01%)。前回より投票率が2・66㌽下がるなか、得業率で1・07㌽減らしました。議席占有率は1・39㌽伸ばしました。
 当選の喜びにわく支持者を前に三宮氏は「議員12期目になります。公約で掲げた、県下一高い水道代の引き下げは市民の暮らしを守るための急務。全力で取り組んでいく」。那須氏は、「2期目になり、やりたいことばかり。保育の拡充など地域に根差した要求を実現していきたい」と話しました。

 選挙戦で両候補は、「安倍政権の暴走をストップさせるためにも、地方から声をあげなければいけない」と訴え、水道料金の引き下げ、保育料の据え置き継続、市内海抜0?地帯の防災対策を公約に掲げ、支持を広げました。
(2月16日 しんぶん赤旗)