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愛知県社保協 社会保障の充実訴え

 
愛知県社会保障推進協議会(愛知社保協)は21日、縁日でにぎわう日泰寺(名古屋市千種区)参道前で、社会保障制度の充実を求める国会請願署名と名古屋市の国保料引き下げを求める署名行動に取り組みました。
 1時間の行動で150人を超える人が署名しました。

 社保協の小松民子事務局長、県保険医協会の日下紀生事務局次長らが交代でマイクをもち、「必要な医療と介護は国の責任で」「消費税増税は中止し、大企業富裕層に応分の負担を」と訴えました。

 訴えを聞いた参拝客らが次々に足を止め、署名しました。ある男性(71)は「年金が下げられ、医療費の負担が大変。消費税増税になると、食費を減らすか病院に行く回数を減らすしかない。安倍首相に『年よりいじめをやめろ』と言いたい」と怒りの声をあげ、署名しました。

 署名しますと声をかけてきた女性(66)は「以前は公明党の『平和の党。福祉の党』の政策を信じて支持していた。最近は自民党といっしょに安保法や消費税増税をやっている。庶民の党でなくなったので最近は野党に投票している。安保法の署名もあれば、いっしょにやる」と話し、参加者が持っていた戦争法廃止の2000万署名を差し出すとサインしました。
(1月23日 しんぶん赤旗)