愛知県大府市で12日、「市民によりそう希望をもてる大府をつくる会(本多ヒデ代表)」の山口ひろふみ氏(72)=無所属、日本共産党推薦=が記者会見し、市長選(3月20日告示、27日投票)への出馬を表明しました。
市長選には副市長の岡村秀人氏(62)が出馬を表明しています。
山口氏は、「安倍政権の暴走ストップ、市民に寄りそった市政を」と強調し、「地方から立憲主義、民主主義をとり戻す政治へ引き戻す市民の審判を」「くらしや福祉、教育が輝く市政に切り替えたい」と訴えました。
党市議を40年間務めた山口氏は、豊かな財源があるのにもかかわらず、国保税滞納世帯の子どもの保険証を取り上げる、国いいなり、市民いじめの市政を批判し、「副市長は現市長と考え方は変わらない」と指摘。税金の使い方を市民のくらし優先に変えることを提起し、小中学校にタブレットを普及するより、エアコン設置、トイレの改修、いじめ、不登校に対応する専門委員の配置こそ優先すべきだと述べました。
さらに山口氏は、高齢者・子ども・障害者に支援が届くまちづくり、農業・中小企業・個人商店を応援するまちづくり、南海トラフ大地震や自然災害に強いまちづくりなど、具体的な改革政策を示し、「地方自治体本来の役割は住民のくらしと命を守ること。市民の目線で暮らしを守るためにがんばります」と語りました。