2016年1月31日告示(2月7日投票)される愛知県豊田市長選挙に立候補する「住みよい豊田を創る会」共同代表の田中かつみ(勝美)氏(70)=無所属新人、日本共産党推薦=が19日、豊田市内で記者会見しました。
市長選には、共産党を除く「オール与党」に支えられた現職の太田稔彦氏(61)が立候補を表明しています。
田中氏は、「太田市長は、駅前再開発や大企業への補助金に多額の税金をつぎ込む一方で、医療や福祉、教育に対する市民の切実な要望を押さえつけている。しかも、安倍首相につながり、全国で80余の首長しか参加していない『教育再生首長会議』に参加して教育行政の後退が心配される。上から目線の政治姿勢だ」と批判。「市民の要望を実現する市政改革をすすめたい」と述べました。
田中氏は▽大企業に正規雇用拡大を働きかけ、時給1000円条例を創設する ▽市民病院の建設・介護施設を増やし、医療・介護難民をなくす ▽少人数学級を全学年へ拡大する ▽公共バス路線の拡大と「高齢者無料パス」を導入する ▽戦争法廃止を国に提起し、非核平和都市宣言をする ― の5つの改革政策を述べ、「歴代市長のもとで、豊かな財政が大企業優遇に使われてきた。くらし・福祉・平和を守る市民本位の市政を実現する」と決意を語りました。
(12月22日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)