消費税の導入が国会で強行された24日、各地で消費税10%増税に反対する署名、宣伝が行われました。
シール投票9割が反対 ― 名古屋 ―
愛知県の消費税をやめさせる連絡会、消費税をなくす会は名古屋市中区のデパート前で、サンタクロース衣装や法被（はっぴ）に身を包み、増税中止を求める署名やシール投票を呼びかけました。
なくす会の大島良満代表世話人、愛知県労働組合総連合の関久一事務局次長らが「社会保障のためというのは全くのデタラメ」「庶民いじめの増税は中止を」と訴えました。
「孫のクリスマスプレゼントを買いにきた。という女性(67)は、「年金は引き下げられ、介護保険料は上げられ、そのうえ消費税が増税になればプレゼントが買えなくなる」と話し署名。幼児２人を連れた若い夫婦は「子どもの成長にともなって費用がかかる。増税されたら子育てが厳しくなる」。証券会社に勤める男性（46）は「アベノミクス効果はなく政府が言う景気回復の実感はない。10％増税すれば景気が悪くなる」と話しました。１時間足らずで62人が署名。シール投票は９割が反対でした。
（12月26日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより）