名古屋市港区で19日、港区障害者(児)合同クリスマス会」が開かれ、障害者(児)と家族、施設職員ら300人以上が参加しました。実行委員会の主催で、今年で38回目。
港区障害者〈児〉を育てる会会長の磯崎明美さんが開会あいさつし、今年のテーマは『白いクリスマス~しろはしろのままで』です。紛争で赤い血を流すのでなく、平和を願って催しを楽しんでください」と述べました。
港区選出の愛知県議、名古屋市議を代表して日本共産党の山口清明市議が来賓あいさつし「みなさんへのクリスマスプレゼントは12月の県議会で障害者差別解消推進条例が制定されたことです。条例に恥じないように、障害者施策の充実に全力をあげます」と話しました。
参加者は、トナカイやサンタクロースの衣装に身を包んで登場した、「劇団名古屋」の団員の寸劇や歌、作業所の利用者によるコーラスやダンスの出し物を楽しみました。
フィナーレで障害者(児)にプレゼントを手渡すと「サンタさん。ありがとう」と障害者(児)らは大喜び。会場は笑顔に包まれました。
施設職員の女性(29)は「戦争中、障害者は邪魔者扱いされました。平和でこそ、みんながクリスマスも楽しめます。戦争法はなくすべきです」と語りました。
(12月24日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)