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暗い時代を繰り返さない ― 「第10回平和のともしびウオーク」

 
 名古屋市内7つの九条の会が「第10回平和のともしびウオーク」を行い、350人が参加しました。

 参加者らは4コースから、合流地点の今池西公園(千種区)へ向け、手づくりの「ともしび」を手に持ち「海外派兵反対」「民主主義を守れ」と声をあげ行進しました。

 合流後、公園で集会で、千種区九条の会の代表が「戦争法は強行採決されたが、廃止を求める声は一層大きくなっている。この声をもっと大きくして必ず廃止させよう」と述べました。参加者らは沖縄への連帯の思いを込め、「島唄」「沖縄を返せ」などを合唱したあと、「二度とあの『暗い戦争の時代』を繰り返してはいけない」としたアピール文を採択しました。

 ウオークに初めて参加した20代の女性は「こんなに寒いのに人が多くて驚いた。絶対に戦争法は廃止させたい」。瑞穂コースを歩いた尾鍋昭彦さんは「安倍政権は戦争への道を歩んでいる。戦争法は絶対に認めないという思いで元気に歩きたい」。松葉づえをついて全体集会に参加した女性は「各地で戦争法廃止を求めて青年やママが声をあげているのは心強い。やれることをやっていきたい」と語りました。

(12月10日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)