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弾薬庫撤去求めRun!

 
 「光と緑あふれる街に弾薬庫はいらない」―。 愛知県春日井市で、航空自衛隊のなかで最大規模の弾薬を保管する高蔵寺分屯基地の周りを走る「第回高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン」が6日開かれ、小学2年生から77歳のお年寄りまで350人が健脚を競いました。

 主催したのは、県平和委員会、新日本スポーツ連盟県連盟、尾張中部地域労働組合総連合など団体でつくる実行委員会。

 主催者あいさつした高橋信・県平和委員会理事長は「9月に戦争法が強行されました。『戦争法廃止。危険な弾薬庫は撤去せよ』をアピールしながら走ってください」と話しました。

 市議会が弾薬庫撤去の決議をした春日井市の伊藤太市長からメッセージが寄せられ、日本共産党の内田謙市議が激励のあいさつをしました。

 初参加の女性(37)は「アットホームな雰囲気の中で楽しく走れました。平和であっとこそスポーツが楽しめます」。6年連続参加の男性(57)は「戦争法が強行されたので、『戦争は二度と起こしてはならない。平和が大切』の思いを込め走りました」と述べました。

(12月8日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)