名古屋市中区で11月27日告示(12月6日投票)される市議補選(定数1)が目前に迫るなか、日本共産党の、つばきの史(ちかし)候補(41)は、たけだ良介参院比例予定候補、西山あさみ市議とともに、4カ所で街頭演説しました。
応援に駆け付けた、たけだ氏は「安倍自公政権が強行した戦争法は立憲主義、民主主義を破壊する違憲法」と批判し、「国民連合政府」提案を紹介。「共産党を大きくすることは戦争法廃止の国民連合政府をすすめる土台になります。補選勝利で戦争法廃止、安倍自公政権ノーの声を示しましょう」と呼びかました。
つばきの候補は、奨学金返済や高い保育料に苦しむ若者や子育て世代の実態を述べ「数百億円もかかる名古屋城天守閣木造復元をやめ、政令市第二位の財政力を、市独自の奨学金返済支援制度、小中学校の給食費無料化など若者や子育て支援につかいます」と強調しました。
西山市議は「中区で複数議席を獲得すれば単独第三党になり、市民要求が大きく前進します」と支持を訴えました。
スーパー前で演説を聞いていた女性(68)は「戦争は嫌。補選は戦争法反対の意見が示せるいい機会。反対の声を共産党に託す」と語りました。
市議補選は来年の参院選の前哨戦として自民、民主、減税日本が候補を擁立。無所属候補を含め5人が争う激しい選挙戦の様相です。
(11月25日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)